Agriculture
農業について

御殿場の土地を活かす米作り
フジ・ハーベストのお米が選ばれている大きな理由は、「水」と「気候」にあります。
御殿場は富士山の麓に位置し、雪解け水が長い時間をかけて地中を通ることで、雑味の少ない冷たい地下水が育まれます。私たちは、その地下水を井戸から汲み上げ、田んぼの水として使っています。
この水は一年を通して冷たく、稲は一気に成長せず、時間をかけてじっくり育ちます。
ゆっくり育つことで、米の粒は締まり、甘みや旨みが蓄えられていきます。この育ち方こそが、御殿場こしひかりの特徴である「すっきりとしながらも奥行きのある味わい」と、最高の相性なのです。
毎年同じ育て方をするのではなく、その年ごとの天候や稲の状態を見ながら、この土地の水と気候に最も合う方法を選び、手間を惜しまず育てています。

販売中のお米
フジ・ハーベストの米作りは、一年一年が新しい挑戦です。
変化し続ける御殿場の土地や気候と向き合いながら、安定した品質のお米を育て、そのノウハウを次の世代へ引き継いでいくこと。
それが、私たちの大切な役割だと考えています。
そのために、ドローンなどの技術を取り入れ、データを活用して作業の精度や効率を高める一方で、稲の表情や田んぼの変化など、現場でしか感じ取れないことは、今も人の目と手で丁寧に確かめています。
長い時間をかけて培われてきた感覚と、新しい技術。
どちらか一方に偏るのではなく、その年の天候や環境に合わせて最適な形で組み合わせながら、その年、その田んぼで引き出せる最も「おいしいお米」を追い求め続けています。

またちゃんとこのお米
冷涼な御殿場の気候と、澄んだ地下水のもとで、じっくり時間をかけて育った「またちゃんとこのお米」は、粒の締まりと、飽きのこないすっきりとした味わいが特徴です。
炊き上がった瞬間、ふわっと立ちのぼる香りに、食欲をそそられます。
口に運ぶと、粒立ちの良さとともに、やさしい甘みがじんわり広がり、後味は驚くほど軽やか。主張しすぎることはありませんが、噛むほどに旨みが感じられるお米です。
焼き魚や煮物といった和食はもちろん、洋食のおかずとも自然になじみ、毎日の食べても新鮮に「おいしい」と感じてもらえる、飽きの来ないブランドです。

阿部ちゃんとこのお米
秋田県由利本荘市の田んぼで育つ「阿部ちゃんとこのお米」。
鳥海山の雪解け水が行き渡る土壌と季節ごとの寒暖差の中で、稲は、甘みと豊かな香りをじっくり蓄えて育ちます。
炊き上がりはつやがあり、口に含むとやさしい甘みが広がります。粒はほどよくふっくらとしていながら、べたつかず、後味はすっと軽やか。
また冷めてもおいしさが続き、毎日の食卓だけでなくお弁当にも使いやすいのも大きな特徴。繊細な品質管理が生んだ、暮らしに寄り添う、やさしい味わいのお米です。

フジ・ハーベストの1年
<育苗>3月〜4月
御殿場の水は、富士山の雪が長い時間をかけて地中を通り、自然に磨かれたやわらかな湧水です。
この冷たく澄んだ水を使い、田植えに向けた苗づくりを行います。
この時期は、苗が根を張り、稲の基礎が決まる大切な期間。
苗が一気に伸びすぎないよう、水の量や温度を見ながら、育ち方を調整していきます。
毎日苗の様子を確かめ、根の張り方や葉の状態を見極めながら手を入れることで、田植え後もしっかり育つ、丈夫な苗に仕上げていきます。
<田んぼの準備・定植>4月〜5月
冬のあいだ休んでいた田んぼに手を入れ、土を起こし、空気を含ませながら新しい一年の準備を進めます。粘りが強く水持ちのよい御殿場の土は、耕し方や水の入れ方によって状態が変わるため、土の状態の細かいチェックが欠かせません。
水が深すぎれば根が張りにくく、浅すぎれば苗が乾いてしまう。
気温が低い日に植えれば成長が止まり、高すぎれば苗に負担がかかる。
こうした判断の積み重ねが、その後の生育の安定や、秋のお米の粒の揃い方、味にまで大きな影響を与えます。
<生育> 5月〜9月
田植えを終え、稲がぐんと成長していく時期です。
この間は、田んぼの水の張り具合や気温、風の通り方を見ながら、稲の調子を保っていきます。
ドローンで田んぼ全体の様子を確認しつつ、実際に中に入って稲の葉色や立ち姿を確認。
中干しの時期や、穂が出る前後の水の管理などは、その年の育ち方に合わせて判断します。
水を抜く時期や量を誤ると、稲が倒れたり実入りが悪くなったりするため、収穫後の品質を決める大切な期間です。
<収穫・乾燥> 9月〜10月
稲穂が黄金色に色づいてくると、いよいよ収穫の時期を迎えます。炊き上がりの食感や味わいに直結するため、気温や日照、稲の張り具合を見ながら、一番よい状態で刈り取れるタイミングを見極めていきます。早すぎても、遅すぎても、お米の良さは引き出せません。
また、刈り取ったあとの「乾燥」の工程も同じくらい重要です。稲の水分を抜くため乾燥を進め、状態を見ながら手を入れていきます。粒が割れやすくなったり、口当たりが粗くなってしまうこともあるからです。
一年間、気を抜かずに管理されてきた稲だけが、おいしいお米として食卓にのぼっていきます。
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